令和シーフーズは水産加工会社として様々な製品を製造するにあたり、特徴のある機械を使用しております。ここではその機械の紹介を行っていきます。
水を沸騰させて発生した水蒸気を更に加熱し、100℃以上にした状態を過熱蒸気と言います。この「水の火」とも言える過熱蒸気は、焼くと蒸すを同時に実現できる装置であり、過熱蒸気で食材を焼き上げることで、旨味成分や水分の損失がを抑え、ジューシーな食感や食材本来の旨味が濃縮されます。また、酸化の抑制や歩留まり向上にも繋がり、ガス火よりも高品質な製品を製造することができます。
単一方向からの送風による冷却や緩慢冷凍では、冷凍までにかかる時間が長くなることで食品の水分が奪われます。また冷凍の過程で細胞破壊が進み、解凍時のドリップの原因となります。3Dフリーザーは多方向からの冷却を行うことで、完全冷凍までの時間が早くなり、解凍の際のドリップが抑えられます。そして緩慢凍結よりも氷結晶が小さく均一化されるので、解凍の際の時間短縮にも繋がります。
調味液に漬け込んだ状態で、高圧をかけながらじっくりと加熱を行うことで、魚の中骨を食べられる状態まで柔らかく調理することが出来ます。レトルト釜とは違い、調味液に漬け込んだままの状態で高圧加熱が可能なので、レトルト臭の無い魚の加工が出来ます。また、調味液に漬け込んだ状態で高圧加熱するので、魚がふっくら柔らかに仕上がります。
スタンダードなベルト式真空機をはじめ、長尺のものに対応するロータリー式真空機やシュリンク包装機、深絞り真空機といった包装機械で商品設計を組むことが可能です。